個人でLPをNext.js+Vercelで自作する方法【費用ほぼゼロ・1日で公開】

この記事でわかること

  • Next.js+VercelでコストほぼゼロでLPを公開する方法
  • Tailwind CSS+shadcn/uiでデザインを最小工数で仕上げるコツ
  • 1日で公開するための全体フローと反省点

LPを外注すると30万円〜が当たり前という現実。

自分のサービスや商品のLPを作ろうとすると、外注すれば30万〜100万円かかります。制作会社に頼まずWordPressで作ろうとしても、テーマ代・サーバー代・ドメイン代がかかります。「どうせ最初はアクセスも少ないのに、コストだけかかる」という悩みは多いはずです。

この記事では私が実際に「ダンドリ」のLP(施工業向けSaaS)を自作したときの方法を紹介します。Next.js+Vercelの組み合わせなら、ドメイン以外の費用はゼロです。

目次

なぜNext.js+Vercelなのか

Next.jsとVercelでLPを自作するメリット

技術スタックを選ぶ上で重視したのは「コスト」「速さ」「SEO」の3点です。

Next.js+Vercelを選ぶ理由
  • ① ホスティング費用:Vercel無料プランでカスタムドメイン対応・HTTPS自動
  • ② 表示速度:SSG(静的サイト生成)でサーバー不要・高速表示
  • ③ SEO:メタタグ・OGP設定がコンポーネントで管理できる
  • ④ 公開:GitHubにpushするだけで自動公開完了
  • ⑤ Analytics:Vercel AnalyticsでPV・直帰率を無料で確認できる
特に「GitHubにpushするだけで公開」は革命的です。コードを書いてgit pushすれば1〜2分で本番環境に反映されます。FTP転送やサーバー設定など、従来のWebサイト公開の手間がゼロになります。
目次

LP作成の全体フロー(1日でできる)

1日でLPを作成して公開する流れ
  1. Next.jsプロジェクトの作成(15分)
    ターミナルで「npx create-next-app@latest」を実行するだけでNext.jsの雛形が作成されます。対話形式でセットアップが進みます。TypeScript・Tailwind CSSを選択しておくと後で楽になります。
  2. LPのセクションをコンポーネント化(3〜5時間)
    LPはHero・問題提起・解決策・社会的証明・価格表・FAQ・最終CTAの7セクションに分解して、それぞれをReactコンポーネントとして作ります。Tailwind CSSの既存クラスを組み合わせるだけで、CSSを書く必要はほとんどありません。
  3. Vercelに公開(10分)
    GitHubにリポジトリを作成してコードをpush。Vercelの管理画面でそのリポジトリを連携するだけで公開完了です。カスタムドメインを持っている場合は、DNSのAレコードを変更するだけで適用されます。

これらの設計方針は私が決め、実際のプログラム作成・設定ファイル作成はClaude Codeに一括で任せました。

問い合わせ窓口はGoogleフォームで十分

LPからGoogleフォームへ問い合わせを受ける導線

LPのCTAボタンの先は、自前のフォームではなくGoogleフォームでOKです。無料で使え、回答はGoogleスプレッドシートに自動で蓄積されます。私の場合、フォームを作ってVercelに公開するまで合計1日かかりませんでした。

LP公開までのコスト試算
  • Next.js:無料(OSS)
  • Vercel無料プラン:無料(帯域制限あり・個人利用なら十分)
  • Googleフォーム:無料
  • ドメイン:1,000〜2,000円/年(任意)
  • 合計:ドメインのみ(実質ほぼゼロ)

Tailwind CSSでデザインを量産する:コンポーネント設計の実例

Tailwind CSSでLP部品を組み立てる図解

「CSSが書けないのにプロっぽいデザインになるの?」という疑問を持つ方は多いです。Tailwind CSSは「ユーティリティファースト」のCSSフレームワークで、クラスを組み合わせるだけでデザインが完成します。

たとえばボタンを1つ作るには、以下のようなクラスをdivに追加するだけです。

  • bg-teal-600 text-white — 背景色をティールグリーンにして文字を白に
  • px-6 py-3 — 左右24px・上下12pxのパディング
  • rounded-lg — 角丸のボタン形状
  • hover:bg-teal-700 — マウスオーバーで少し暗い色に変わる

「shadcn/ui」というコンポーネントライブラリを使えば、アコーディオン(FAQ向け)・カード・ダイアログが数行で実装できます。npx shadcn-ui add accordionなどのコマンドで必要なコンポーネントだけを追加できる、非常に実用的なライブラリです。

GitHub ActionsでCI/CDを設定する(オプション)

GitHubからVercelへ自動公開する流れ

VercelとGitHubを連携するだけで「git push → 自動公開」は実現できます。LP程度のサイトであればGitHub Actionsは不要ですが、TypeScriptの型チェック(tsc –noEmit)だけを走らせるだけでも修正ミスの発見に役立ちます。設定は5分程度でできます。

SEOとOGP:検索・SNSからの流入を最大化する設定

Next.jsのSEOとOGP設定の流れ

LPを作ったら、SearchコンソールへのURL登録と、SNSでシェアされたときの見た目(OGP)設定を必ず行います。

Next.jsでは`metadata`オブジェクトをpage.tsxに書くだけでtitle・description・OGP画像が設定できます。OGP画像は1200×630pxで作成して`/public`フォルダに置きます。SNSでURLをシェアすると、自動でこの画像が表示されるようになります。

実際に作ったダンドリLPの反省点

LP公開後に改善したポイント

私が作ったダンドリのLPで「ここをもっとこうすれば良かった」という点を正直に書きます。

  • ターゲット設定が最初は曖昧だった:「施工業」だと範囲が広すぎた → 「1〜10名・現場担当がいる会社」に絞り直した
  • CTAが1箇所しかなかった:ファーストビューにもCTAを置くべきだった
  • スクリーンショットが少なかった:「使っている感」が伝わらないと離脱率が上がる
この反省を活かして、A/Bテスト(2バリアントのLP並行運用)を開始しました。詳しくは別記事「Vercel AnalyticsでA/Bテストした話」を読んでみてください。

まとめ

費用ほぼゼロでLPを作って公開する全体像

この記事のまとめ

  • Next.js+VercelでLPを自作すれば費用はドメイン代のみ
  • Tailwind CSS+shadcn/uiでデザインの手間を最小化
  • GitHubにpushするだけで公開 → 修正・改善が超速い
  • 問い合わせ窓口はGoogleフォームで十分
  • OGP設定でSNSからの流入も取れる構造を作る

「LPを作りたいけどお金がない」「まずは無料で試したい」という場合は、Next.js+Vercelから始めてみてください。1日あれば公開できます。改善は公開してからで十分です。

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