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Webライティングで月1万円は稼げた。でも、私は続けなかった。

「Webライティングって、副業初心者にもできるのかな…?」
そんなふうに思っている方へ、私の実体験をお話しします。

副業に挑戦したい。
そう思ったときに私が選んだのは、Webライティングでした。

在宅でできて、特別なツールも不要。
「小学生の頃から国語が得意だったし、作文も嫌いじゃなかったから、きっと私にもできるはず」
そんな気持ちで始めた副業でした。

実際、最初のうちは順調でした。
クラウドソーシングで案件を獲得し、納品を重ね、月1万円を稼げるようになりました。

でも──
私はそのあと、Webライティングの副業をやめました。

「書くことは嫌いじゃなかったのに、なぜ続かなかったのか?」
「それでも挑戦してよかったと思えるのはなぜか?」

この記事では、私の体験をもとに、Webライティングのリアルをお伝えします。
これから挑戦してみたいと思っている方の、ヒントになればうれしいです。

目次

なぜWebライティングを選んだのか

Webライティングは、私にとっていくつかの副業に挑戦した後にたどり着いた選択肢でした。

これまでブログ、YouTube、Web制作、Webデザインとさまざまなことにチャレンジしてきましたが、どれも「続けることの難しさ」に直面していました。
そんな中で次に取り組んでみようと思ったのが、Webライティングでした。

文章を書くこと自体は昔から嫌いではありませんでした。
小学生の頃から国語が得意で、作文も苦にならなかったことをふと思い出し、
「もしかしたら、自分には書くことの方が合っているのかもしれない」と感じたのがきっかけです。

また、以前に取り組んだWebデザインでは、修正依頼が曖昧だったことに悩まされました。
「もう少しやわらかい雰囲気に」「なんとなく違う」といった抽象的なフィードバックに応えるのが大変で…。
その点、ライティングの修正は比較的具体的な指示が多く、取り組みやすそうに感じたのです。

さらに、ライティングは継続案件になりやすい傾向があることや、
在宅で完結できる点も、ライフスタイルに合っていると思えたポイントでした。

実際にやってみて、月1万円までは達成

Webライティングを始めた当初は、クラウドソーシングサイトを使って案件を探しました。
未経験OKの案件や、テストライティングから始められるものに応募し、少しずつ実績を積み重ねました。

受けたジャンルは、ビジネス系のYouTube台本、AI関連の記事、家電系レビューなど。
どれも初めての分野でしたが、調べながら丁寧に書くことで、なんとか納品をこなしていました。

1記事にかかる時間は、だいたい5〜6時間程度。
慣れないうちはとくに時間がかかり、夜や休日を使って作業していました。
週に1〜2本を目安に受注しており、次第に継続案件をもらえるようになったことで、月に1万円ほどの収入を達成することができました。

「このまま少しずつ単価を上げていけば、もっと副業として成立するかも」
そう感じる瞬間もありましたし、「書いて収入を得る」という手応えも感じていたと思います。

でも、続けられなかった理由

月1万円まで達成した頃、私の中には達成感と同時に、小さな違和感が芽生えはじめていました。

それは、「Webデザインのときほど楽しくない」という感覚でした。

もちろん、文章を書くこと自体は嫌いではありません。
でも、デザイン作業のように「作っていてワクワクする」瞬間が少なく、
次第に**“こなすだけの作業”のように感じてしまった**んです。

そして、もう一つの壁が、作業時間と体力の限界でした。

1記事あたり5〜6時間、週に1〜2本のペースで執筆していたので、
本業や家事・育児の合間をぬって書き続けるには、かなりのエネルギーが必要でした。

「もっと単価を上げたい」「効率化したい」と思っても、学び直す時間も応募する余力も残っていない。
そのうち、気持ちがだんだんと離れていきました。

そして私は、ライターとしての仕事をやめることにしました。

正直、「せっかく1万円までいったのに…」というもったいなさや、
「自分ってやっぱり続けられないんだな…」という情けなさのような気持ちもありました。

でも、それでも「ここで無理をしていたら、たぶんもっと苦しくなっていた」とも感じたんです。

それでもやってよかったと思える理由

Webライティングの副業は継続できませんでしたが、挑戦してよかったと思える理由は、いくつもあります。

とくに大きかったのは、クライアント向けに「指定のテーマ・形式・目的に沿って書く」経験ができたこと。
もともとブログを書いていたことで、「文章を書くこと」へのハードルは低かったのですが、
Webライティングでは「相手の要望に応じた文章を、期日までに仕上げる」ことの難しさと達成感を体験しました。

この経験は、後に始めたオンライン秘書の仕事にも活きています。
問い合わせ対応文の作成やマニュアルづくりといった業務では、相手にわかりやすく、簡潔に伝えるスキルが求められます。
そうした「ビジネスの中で求められる書き方」のベースは、Webライティングで身についたものだと実感しています。

また、納期やルールを守って成果物を仕上げる力も、秘書業務では欠かせない要素。
文章を書くことを通じて、社会人としての基本も改めて鍛えられた気がしています。

短期間で終わった挑戦でしたが、次の副業に活きる“実践力”を身につける機会になりました。

結論:向き不向きがある。でも、経験はムダにならない

Webライティングの副業は、月1万円を稼げるようになるまでは続けられました。
でも、その先には進めず、私は手を止めました。

「続けられなかった=失敗」と思っていた時期もあります。
でも今は、“やってみたからこそわかったこと”が、何よりの成果だったと感じています。

自分にとって「楽しい」「続けやすい」と思えるかどうか。
体力的・時間的に無理なくやれるかどうか。
それを見極めるには、やっぱり実際にやってみるしかないんですよね。

そして、たとえ続けられなかったとしても、
その経験が次の副業や働き方のヒントになることもある。

だから私は今、副業に興味があるけど迷っている人にこう伝えたいです。

やってみて合わなければ、やめてもいい。
でも、やってみた経験は、ちゃんとあなたを次に進ませてくれます。

「向いていないと気づけること」も、立派な成果のひとつ。
あなたの一歩が、次の可能性にきっとつながっていきます。

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