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半年勉強してデモサイトも作ったのに、Web制作で挫折した話

これまで何度も副業に挑戦してきたけれど、続けられた試しがありませんでした。
ブログもYouTubeも動画編集も、少しずつやっては、手が止まり…また違う副業へ。

そんな私が「今度こそ続けてみよう」と思って選んだのが、Web制作でした。

スキルを身につければ仕事になるし、在宅でできる。

なにより「ちゃんと学べば自信が持てるかも」と思ったんです。

学習には半年かけました。
SNSでも学びの記録を発信して、同じようにがんばる仲間ともつながることができた。
オンラインコミュニティのチャットにも参加して、交流もできた。
そして、自分の力でデモサイトも作り上げました。

…でも、私はまた挫折しました。

「ここまでやって、なんで続かなかったんだろう」
そんなふうに自分を責めた時期もありました。

でも今は、あの経験が無駄だったとは思っていません。

この記事では、

なぜ挫折したのか
・それでもやってよかったと思える理由
・そこから得た気づき

を、私の体験としてお伝えします。

「Web制作、気になるけど不安」
「学んでみたけど、向いてないかも…」
そんな気持ちを抱えている方にこそ、届いてほしい内容です。


目次

なぜWeb制作を選んだのか?

副業に何度も挑戦してきた中で、今回「Web制作」を選んだのは理由がありました。

ひとつは、“手に職”という言葉に惹かれたからです。
スキルを身につければ、在宅でも場所を選ばず仕事ができる。
案件を受注できるようになれば、副業としても安定した収入源になる。そんな未来を描いていました。

そしてもうひとつは、
「時間はかかるけれど、身につけば本業を超える可能性がある副業」
だったからです。

調べていく中で、
「2〜3年かけてスキルを磨けば、会社員以上の収入も目指せる」
「継続すれば、フリーランスとして独立もできる」
という話に出会い、強く心を惹かれました。

“時間をかけて取り組む価値がある副業”──そう感じて、Web制作の学習を始めました。

最初は、「これが本当に自分の人生を変えるかもしれない」と、ワクワクしていたのを覚えています。

どんなふうに学んだか

Web制作を学び始めてからの約半年間、私は毎日少しずつでも時間を作り、学習に取り組んでいました。

最初に使ったのは、初心者向けの教材として人気のProgate(プロゲート)。
スライド形式でわかりやすく、HTML・CSSの基礎をしっかりと理解するのにとても役立ちました。

基礎を終えたあとは、所属していたオンラインコミュニティの有志メンバーが作成してくれた「案件獲得を目指すための学習ロードマップ」を参考に学習を継続。
「この順番で学べば、ポートフォリオが作れ、案件獲得に挑戦できる」――そんな具体的な道筋が示されていて、とても心強く感じていました。

ロードマップに沿って、JavaScriptの初歩やレスポンシブ対応、簡単なデザイン実装にも取り組み、最終的には自分の力でデモサイトを1つ完成させるところまで到達することができました。

学習と並行して、SNSでの発信も継続して行っていました。
#今日の積み上げ」タグで進捗や学びを投稿し、同じようにWeb制作に励む人たちとつながりながら、モチベーションを保っていました。

また、オンラインコミュニティ内のチャットにも参加し、質問をしたり、他の人の学習報告に刺激をもらったり。
孤独感なく学べたことは、過去の副業経験にはなかった大きな支えでした。

挫折のきっかけと理由

デモサイトを完成させ、周りと交流もできていた。
でも、それでも私は続けることができませんでした。

きっかけは、「しんどい」と感じる時間が増えすぎたこと。

学習が進むにつれて、コードを書く作業がどんどん重く感じるようになっていきました。
ちょっとしたスペルミスやセミコロンの抜けといった小さなミスが原因で、何時間も悩む。
どこが間違っているのかわからず、エラー解決に何度も苦しみました。

さらに、英語が苦手だったことも、見えないハードルになっていました。
ツールやエラー表示、検索で出てくる用語に英語が多く、読むだけで気持ちが折れそうになることもしばしば。
調べ物に時間がかかり、それもまたストレスになっていきました。

そのうちに、気づいたんです。
「楽しい」と思える瞬間が、ほとんどなかったな…って。

“作業としてやっているだけ”になり、
「これができるようになりたい」「もっと上を目指したい」という気持ちが持てなくなっていきました。

SNSで発信を続けていても、
「またコード書かなきゃ…」「間違ってたらどうしよう」と、不安や焦りばかりが増えていきました。

コミュニティに参加していたからこそ、
仲間と比べて焦ったり、「あの人は進んでるのに自分は…」と落ち込むことも。

「案件を取りにいくぞ!」という段階に進む手前で、手が止まってしまいました。
意欲も、楽しさも、自信も、少しずつなくなっていったんです。

それでも、やってよかった理由

結果として、Web制作は続きませんでした。
でも、やってみたからこそ得られたものも、ちゃんとありました。

まず、学習を継続した経験は、次に挑戦した副業であるWebデザインに活きています。
HTMLやCSSの基礎を学んでいたおかげで、Webページの構造やデザインの見え方を理解しながら作業できるようになりました。

また、ITリテラシーやタイピング、基本的なパソコン操作のスキルも、以前よりずっと身についたと感じています。
調べ方、ファイルの扱い方、ブラウザの開発ツールを見ることなど、「知らない世界に触れる力」が育ちました。

さらに、SNSでの発信や、オンラインコミュニティでの交流経験も、自分にとって大きな財産です。
初めてチャットにコメントしたり、発信を通じて人とつながるという経験は、その後の副業や仕事への取り組みに活きています。

そして何より、
「続けられる副業を選ぶことの大切さ」を知ることができたのが一番の学びでした。

結論:やってみたからこそ、気づけた

半年間かけて学び、デモサイトまで完成させたWeb制作。
でも、案件獲得には至らず、私はそこで手を止めてしまいました。

当時は、「あんなに時間をかけたのに…」と落ち込むこともありました。
けれど今は、あの挑戦があったからこそ、次の一歩につながったと実感しています。

副業で大切なのは、「どれだけ稼げるか」だけじゃない。
「自分にとって、無理なく、心地よく続けられるかどうか」。

向いてないと気づけたことも、大きな前進。
あなたがやってきた努力も挑戦も、きっと次の副業や働き方に活きていきます。

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