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リベフェス2025_まだ完璧じゃないけど動いてみた。300分の相談対応でわかった行動できる人の共通点

目次

はじめに

「オンライン秘書歴は1年未満。私で本当に相談に乗れるんだろうか…」
そんな不安を抱えながら、私はイベントの相談ブース前に集合💡

オンライン秘書ブースには、すでにたくさんの方が並んでいて、
前のシフトの相談員たちは落ち着いた表情で対応している。

喉はカラカラ、手には少し汗💦
「自分に何ができるだろう」と思いながら、私は最初の相談者を迎えました!

結果的に、2日間のトータルで15人、約300分にわたって相談対応を経験させていただきました💡

はじめは不安でいっぱいだった私が、目の前の人と向き合ううちに、ある共通点に気づいたんです😊

「行動できる人には、共通のちいさな一歩がある」
「準備不足と思っている人も、すでに動ける材料を持っている」

この記事では、そんな体験を通してわかったことをまとめています💪

・実際にあった相談例
・行動できた人がやっていた3ステップ
・どんな職種でも応用できるやり方

を中心にお届けします!

完璧じゃなくていい。足りないままでも大丈夫。
そんなふうに自分を認めながら、一歩を踏み出せるきっかけになれば嬉しいです😊

相談300分でわかった「動けない人の3つの共通点」

ここからは、相談を受けた上で気づいた内容です💡

・何から始めればいいか不明で停止
→目標はあるのに最初の一手が決まらず、時間だけが過ぎるケースが多かったです。
職種を「調べる」までは行くけれど、最初の行動が言語化
(例:応募、連絡、書き出し)されないと止まりがち。

よく出たフレーズ:「最初に何をしたら…?」

・自信のなさ(経験不足の不安)
→やっていないからこそ、実際よりハードルを高く見積もっている傾向。
漠然とした必要スキルを必須条件だと思い込み、「全部そろってから」と先延ばしに。

よく出たフレーズ:「このレベルでも応募していいんですか?」

・情報過多で選べない
→発信者・記事・動画…情報は足りているのに、比較軸が多すぎて決め切れない。ブックマークは増えるけど、手は動かない。

よく出たフレーズ:「セミナー動画やチャットには入っているんですが…」

“動けた瞬間”の共通点
一手が具体名詞になったとき、表情がふっと和らぎ、手元が動く。
例)「この応募ボタンを押す」「この連絡先に送る」「この書き出しフォーマットを今開く」「この自己紹介テンプレを写して直す」

小さな変化:姿勢が前のめりになる/「できそう」の声が出る。

今日から使える行動できた人がやっていた3ステップ

Step1:5分棚卸し(メモでOK)

以下の3つに対して、それぞれ3つだけ書き出す。

1️⃣ 業務(やったこと):例/スケジュール調整・請求書作成・議事録
2️⃣ ツール(使える道具):例/スプレッドシート・メール・チャット
3️⃣ 人に褒められたこと:例/返信が早い・抜け漏れチェックが得意・落ち着いて対応できる

一行自己紹介(例):事務サポート。調整・議事録・チェックが得意。基本ツール対応可。

よくある落とし穴と回避策:
空欄が埋まらない → 昨日やった作業だけでも書く
すごい実績がない → 日常の作業名詞を書けば十分(例:メール整理)

Step2:小さく1件応募(60分以内/今できる8割でOK)

狙いは「通過」ではなく「提出する経験」。

応募文テンプレ(3行)

1)はじめまして。◯◯(あなたの一行自己紹介)です。
2)できること:A/B/C(棚卸しから3つ)
3)まずは1時間、◯曜日に対応できます。必要であれば簡単なテストも可能です。

NG→OKの言い換え

・長文の自分語り → 3行で「できること」だけ
・全部できます! → 3つに限定(相手が判断しやすい)
・完璧なポートフォリオができてから → 棚卸しのメモで先に出す

探す場のヒント

・コミュニティ掲示板(リベシティなど)
・一般の募集サイト
・SNSの依頼投稿
 ※条件は「所要60分以内」「今の自分で8割できる」の2つ

Step3:出た課題を翌日に1つだけ潰す(1日1改善)

応募や返事で見えた“穴”を、翌日に1つだけ直す。

課題→翌日の1改善アイデア

・自己紹介が弱い → 一行を30文字に整える(強み3つ+ツール名)
・実績を聞かれた → 作業の「前→後」を1例書く(例:未整理メール→フォルダ分けで返信率アップ)
・時間見積もりが曖昧 → 60分のタイムログを1回取って内訳を記録
・テスト課題で詰まる → 似た案件の見本を1枚作っておく

1日1改善のポイント

・5分だけ時間を取る
・改善は1個だけに絞る
・次の一手を名詞で書く(雛形/テンプレ/連絡先 など)

まとめ

5分棚卸し → 3行応募 → 1日1改善。
完璧を待たず、出しながら整える。

実際の相談例:「私でもオンライン秘書、できますか?」

相談対応の中で、特に印象に残っているやりとりがあります。

「オンライン秘書を始めたいんです。でも、私でもできるんでしょうか?」

相談者さんは少し不安そうな雰囲気の女性の方。
すでに事務職の経験があり、リベシティにも参加されていて、今回のフェスにも足を運んでいる。
情報収集や学びの姿勢もしっかりあって、「もう準備はできている」と感じた方でした。

でも、相談者さんの口から出てきたのは自信のなさ。

「もっとちゃんと準備してからじゃないとダメですよね…?」
「色々調べたけど、何から始めてよいかわからなくて…」

このとき、私の中にも実は少しだけ緊張がありました。
なぜなら、私自身もオンライン秘書を始めてまだ1年も経っていない。
そんな自分が、誰かの相談に本当に答えられるのか?という気持ちは、正直ずっとありました。

でも、目の前で一歩を踏み出そうとしている人がいて、その人の中に“行動できそうな材料”がちゃんとあると見えていたから、私はこう伝えました。

「できます。むしろ、“今の状態”で始めた方が、必要なことが自然に見えてくると思いますよ。」

そして、次のようなステップを具体的に伝えました。

1️⃣ 時間をかけずにこれまでやってきた仕事を、ざっと棚卸しする
2️⃣ コミュニティ内の案件や、オンライン秘書会社に1件だけ応募してみる
3️⃣ 応募した結果、もし通らなかったとしても、“次に整えるべきこと”が自然と見えてきます

応募するまでは半日、どんなに時間をかけても1日でやりきる。

説明を進めていくと、それまで少し強張っていた表情がふっとやわらいで、
「あ、なるほど。それなら行動できそうです!」
と、ぱっと明るい顔になってくれたんです。

相談が終わると、深く丁寧に「本当にありがとうございました」とお礼を言ってくださいました。
その言葉を聞いたとき、私自身が胸の中で小さくガッツポーズをしていたのを覚えています。

完璧な準備ができた状態でしかスタートしちゃいけない。
そんなふうに思い込んでいる人は少なくありません。

でも、「やってみるからこそ、次に何を整えればいいかがわかる」ということもあります。
行動の結果をフィードバックにして、必要な準備を積み上げる。
それでも十分間に合うし、むしろそのほうが自然です。

私自身、今回の相談対応を通じて、「今あるもので誰かの力になれる」こと、
そして「やってみることで、自分にもまた自信が芽生える」ことを、深く実感しました。

事務・クリエイティブ・接客…あなたの仕事にも当てはまる方法

これまで紹介した
「棚卸し → 小さく応募 → 次の課題を1つ潰す」の3ステップは、
オンライン秘書に限らず、いろんな仕事に応用可能です。

「でも、自分の職種はちょっと違うし…」と思った方のために、よくある3ジャンルに分けて具体例をご紹介します。

1. 事務系(オンライン秘書・バックオフィスなど)

棚卸しの例

・スケジュール調整、議事録作成、請求書処理など
・使用ツール:Googleスプレッドシート、Slack、Chatworkなど
・上司や同僚に言われた「ありがとう」(例:ミスが少ない、返信が早い)

最初に整える課題の例

・自己紹介文の整備(強み+対応可能な作業を明確に)
・1時間で終わる業務の実績メモ

2. クリエイティブ系(デザイン・ライティング・動画編集など)

棚卸しの例

・作ったサムネイルやバナー、書いた記事、編集した動画など
・使用ツール:Canva、Illustrator、Premiere Pro、WordPressなど
・依頼者からの評価やフィードバック

最初に整える課題の例

・過去の制作物をまとめたポートフォリオ(フォーリオ等)、スライド1枚
・自分の制作の流れを簡単に言語化したテキスト

3. 接客・販売・カスタマーサポート系

棚卸しの例

・接客対応、レジ、在庫管理、クレーム対応などの経験
・使用ツール:POSレジ、チャット対応システムなど
・リピート率や顧客満足の向上につながった対応

最初に整える課題の例

・「お客様対応で意識していること」を箇条書きでまとめる
・想定質問に答えるロールプレイ形式の自己紹介文

小さく応募できる場所(共通)

・リベシティスキルマーケットやスキルシェアサービス
(例:ココナラなど)
オンライン秘書会社やクラウドソーシング案件
(簡単なアシスタント業務から始められるもの)

まずは「今の自分で8割できる」「所要60分以内」という条件で、1件だけ応募してみてください。

どの職種でも、「自分の中にある経験を言語化すること」が一歩目です。
言語化した内容をベースに、小さく行動して、返ってきた結果から改善する。

「完璧な準備をしてから」ではなく、「やりながら整える」ことで、着実に前に進めます。

まとめ:「今あるもので、まず1つやってみよう」

私が相談員として向き合った時間は、15人×20分=約300分
相談員として2日間の中で何度も感じたのは、

「準備が足りないと思って止まっている人は、本当はもう動けるだけの材料を持っている」ということでした。

私自身もそうでした。

オンライン秘書としてはまだ1年も経っていない。
相談員として人の話を聞くなんて初めてだったし、最初は本当に緊張して、「期待に応えられるかな…」という不安でいっぱいでした。

でも目の前の人に向き合って、今の自分にある言葉を渡してみると、「ありがとう」と返ってくる。
その瞬間に、「完璧じゃなくても、人の役に立てる」ことを実感しました。

そして、これは読んでいるあなたにもきっと言えることです。

・経験を棚卸ししてみる(できることではなく、やってきたことです!!←ココ重要)
・1件だけ小さく応募してみる・結果を受けて、翌日に1つだけ改善する

この流れをやってみることで、
「あ、自分でもできるかもしれない」
と思える瞬間がきっと訪れます。

緊張して当たり前。怖くて当然。
それでも「今あるもの」を使って、小さく動いてみると、自分に対する見方が少し変わってきます。

だから最後に、あらためてこの言葉を送ります。

足りないままでも、いま持っているもので1つでいいから行動をしてみよう。

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